相国寺(しょうこくじ)
永徳二年(1382)室町幕府三代将軍足利義満の発願により足利家の家刹(菩提寺)として創建される。室町幕府の庇護の下、五山叢林の枢府の地位を占めることとなり、当時の文化・政治・経済に大きな影響力をもった。
絢爛たる大伽藍に加え、応永六年九月には、高さ360尺と伝える七重大塔が完工するが、わずか4年の後には落雷のため焼失した。大伽藍も又、応仁の乱にて灰燼に帰した後に一度は再建されるが、天文二〇年再び全焼した後は、小規模な復興にとどまった。
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